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血で血を洗う激しい戦いが繰り広げられた戦国時代。戦国大名の脇には必ず家臣が控え、領国を支えていた。戦国時代の家臣は政治も軍事も行ういわば軍事官僚。戦国大名が戦で不在ならば代わりに国を運営し、戦においては戦国大名抜きで大きな功績を残すこともあった。本書は戦国時代のバイプレイヤーともいえる“家臣”をテーマに、彼らの職種や暮らし、文化などを追う。
【戦国大名の陰に隠れた家臣たちの“ 作法”とは?】
今からおよそ500年前の日本。戦国時代と呼ばれた当時は、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康といった多くの英雄たちが互いに覇を競い合った時代だった。
しかし、その英雄たちは決してひとりで名を残したわけではない。彼らを支える家臣たちがいたからこそ、偉業を達成することができたのだ。とはいえ、家臣というのはあくまでも英雄の華を添えるバイプレーヤー的存在。歴史の教科書やゲームなどでも、その功績や苦悩が語られることは少ない。
本書はそのような縁の下の力持ちである家臣たちにスポットを当てて、当時の生活から処世術、果ては戦国大名への裏切りまでを、イラストを用いながら紐解く内容となっている。
謀反や寝返りといった裏切りが多くあった戦国時代の中で、家名の存続のために主君を変えた者。そんな時代にあっても主君に忠義を尽くし、主家の栄枯盛衰に身命を捧げた者。家臣によって形は違えど、生きるため、身を立てるために一生懸命に戦国時代を駆け抜けた彼らのリアルな部分を知る一助となれば、幸甚の至りである。
(「はじめに」より)
【監修】
小和田哲男
1944 年、静岡市に生まれる。1972年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009年3 月、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授。主な著書に『日本人は歴史から何を学ぶべきか』(三笠書房、1999年)、『悪人がつくった日本の歴史』(中経の文庫、2009年)、『武将に学ぶ第二の人生』(メディアファクトリー新書、2013年)、『名軍師ありて、名将あり』(NHK 出版、2013年)、『黒田官兵衛 智謀の戦国軍師』(平凡社新書、2013年)などがある。
レビュー
(25)
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